34.大菩薩/牛奥ノ雁ヶ腹摺山~湯ノ沢峠

期 日:7月6日(土)  日帰り  曇

参加者:L佐藤邦弘 SL前田省吾 山口音子 大貫文正 服部 健 白石克人 計6名

コース:甲斐大和駅810=すずらん昆虫館前バス停835―日川林道横断927―パノラマ岩1028-牛奥ノ雁ヶ腹摺山10501115(昼食)―川胡桃沢ノ頭1157―黒岳1242―白谷ノ丸1309―湯ノ沢峠1354―林道合流1447―やまと天目温泉バス停15561616=甲斐大和駅1630

 梅雨の長雨が続き、山に出かけるのもままならず、気がめいる。週刊天気予報は雨マークが並び、半分あきらめかけていたが、前日夕方の気象庁の予報は未明は雨で、その後は曇。思い切って出掛けることにしたが、当日朝の予報は悪い方に転がり、午後の降水確率は60~70%。コース短縮のため、大蔵高丸、ハマイバ丸に登ることは断念し、手前の湯ノ沢峠から降りることに変更した。

 すずらん昆虫館バス停で下車すると道路の向こう側に牛奥ノ雁ヶ腹摺山への登山口があった。濃いガスに包まれた山は立ち止ると肌寒いほどの温度。ときおり、高い木々の葉から水が落ちてきて、身体を濡らす。降雨かと心配しながら進むが、前に降った雨が木の葉に溜まっていて、それが落ちてくるようだ。日川林道にぶつかると、横断したところに道標があり、紐で縛られた柵を開けて登っていく。巨大な岩に遭遇する。パノラマ岩と呼ばれているので、眺望が利くところなのだろうが、ガスで視界は真っ白。北八ヶ岳に似た立ち枯れの森を抜けていくと、間もなくして明るく広い山頂の牛奥ノ雁ヶ腹摺山。この天気では展望を楽しむことはとてもできないが、大休止。

 牛奥ノ雁ヶ腹摺山から黒岳に向かう。笹の原っぱで明るく気持ちのよい一帯を通過して行く。消えかけて読み取れないような川胡桃沢ノ頭の標識、展望の利かない黒岳、開けた白谷ノ丸。ガスは相変わらず濃いが、空はもってくれて、雨は落ちてこないなか、湯ノ沢峠に到着。峠にはきちんとした標識が立ち、行き先を表示している。

 湯ノ沢峠の間近に林道が延びてきており、駐車場、避難小屋がある。避難小屋の脇から沢に降り、沢沿いの道をやまと天目山バス停を目指して進む。歩きやすい道ではないが、清流が流れ、心地よい沢の音を聞きながら、ときに沢を横切り、降って行く。40分程度で沢沿いの道は舗装された林道に合流した。あとは林道をひたすら歩いてやまと天目山温泉バス停に辿り着き、20分程待って上日川峠からのバスに乗った。

 生憎のお天気でコースの短縮を余儀なくされ、期待した展望はあきらめざるを得ない事態になったが、幸いにして雨に降られなかったこと、この梅雨の季節としては、蒸し暑さから免れて無事下山できたことを良しとしよう。(佐藤邦弘)


立ち止まると肌寒いなかを行く

立ち枯れの森

牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂にて

明るい空間の笹の原っぱ

黒岳山頂

白谷ノ丸の手前付近で

白谷ノ丸山頂

湯ノ沢峠

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35.南ア/入笠山

期 日:7月20日(土)  日帰り  曇ときどき小雨

参加者:L竹田早苗、森田隆仁、木村真知子、助廣弘子、佐藤邦弘、峰尾欽二、山本正、服部健 計8名

コース:JR富士見駅1000=無料シャトルバス=ゴンドラ山麓駅1014=ゴンドラ山頂駅1100―入笠湿原―入笠山(1955.4m)120540―マナスル山荘130515―入笠湿原―山野草公園134514 ―ゴンドラ山頂駅1415=ゴンドラ山麓駅14301500=無料シャトルバス=JR富士見:151529

 すっきりしない天候が続くなか、少しの雨ならと前日の昼に山行の決定を連絡する。富士見駅のシャトルバス停の広場でイベントがあり、早く着いた方々は朝から流しそうめんを無料でいただく。ゴンドラ山頂駅(1780m)に着くと小雨。入笠山の標高が高いのでレインウェアを着て出発する。蒸し暑い。林道を歩いて入笠山湿原の柵の中に入る。樹林はすぐにぬけて、木道の階段の一番高い所に出る。入笠湿原の全体が見渡せる。階段を降りはじめるとアヤメとキバナノヤマオダマキが点々と咲いていた。湿原の中央あたりには、アヤメの一種で少し赤みをおびたノハナショウブも咲き、目を楽しませてくれた。

 湿原を出て、10分位林道を歩き、入笠山登山口のお花畑の柵の中に入る。東斜面のお花畑はチップの敷いてある道を大きくジグザグに登る。ヤナギランのつぼみはあったが、花はまだ咲いていない。お花畑を出て、山道を進むと道は分かれて、岩場コースを登る。入笠山山頂は曇。そしてポツポツと雨。八ヶ岳は見えて赤みをおびている赤岳だけははっきりと分かった。

 下山は南東に少し下り、岩場の迂回コースからマナスル山荘前を通って、お花畑入口の手前にあったクリンソウの群生地を堪能。入笠湿原の平坦な木道を横断し、柵から出て、樹林の道をゴンドラ山頂駅の隣にある入笠すずらん山野草公園に向かう。この中ではセジュガンピ、ニッコウキスゲ、エゾカワラナデシコ、ヨツバヒヨドリ、そして釜無ホテイアツモリソウなどお花をゆっくり観賞。天気が悪いのに久々に山行にきて気分はすっきりして下山。

 小淵沢駅が大きくなり、改札口は二階、売店やスタンドのカフェが出来ていて、びっくり。八王子駅まで所要時間2時間、飲み物を買い込み、車中での小宴会は大いに盛り上がった。(竹田早苗)


釜無ホテイアツモリソウ

ゴンドラに乗る

山道へ

アヤメ

入笠湿原を行く

クリンソウ

ハクサンフウロ

ニッコウキスゲ

ヨツバヒヨドリ

山頂にて

クリンソウ群落

センジュガンピ

ヤナギラン

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36.東北/鳥海山

期 日:7月26日(金)~27日(土) 前夜発一泊二日 晴後曇、雨後晴   

参加者:L安瀬はる江、SL前田省吾、矢澤孝二、佐藤邦弘、峰尾欽二、堤理恵子、神谷敏裕、服部健、繁村純夫、繁村美知子 計10名 

コース:25日橋本駅21:35=車=26日鉾立登山口6:1530―御浜小屋9:0015―七五三掛10:25―千蛇谷1870m11:2030―大物忌神社(御室)12:5013:40―新山山頂14:1525―御室14:50276:25―千蛇谷18007:458:00―御田ケ原分岐8:559:05―鳥海湖縁9:3550―賽ノ河原10:4550ー鉾立登山口11:5012:10=象潟道の駅(一浴、食事)12:4014:15=橋本駅21:05

費 用:車代 16千円 宿泊代(個室) 8640円 オフロ 350円 岩牡蠣 600

長い梅雨に翻弄されたが明ける兆しが見え、まずまずの天気だった。記憶に残る石畳の登山道を緩やかに登り始める。賽ノ河原ではコーヒー用に取水する。登り着いた御浜小屋は改装されていた。鳥海湖の斜面は百花繚乱、ニッコウキスゲが一際目立つ。ヨツバシオガマも鮮やか。奇抜な色と姿のチョウカイアザミ。無数のハクサンシャジンは揺れていた。ここから先、七五三掛分岐まで登山道両脇はお花畑が続く。千蛇谷へは急下降をこなす。崩壊があり、新道になったルートだ。長短三箇所の雪渓を通過。その後の露岩混じりの急登は、花もまばらでひたすら足を運ぶ。ペースの差がでてばらついた。ガスも湧いてくる。下山者の「もうすぐですよ」を励みに登っていくと、鳥居の立つ御室に飛び出した。清楚な固有種のチョウカイフスマに遭う。今回の目的の花だ。御室は建屋が分散しており、部屋のタイプも違い、料金も変わる。丁度二部屋続きの個室がとれる。部屋も決まり新山山頂をめざす。辞退者二人が御室に残る。大岩が累々とした新山へはペンキマークを頼りに進む。かなり険しいルートだ。下山路は一部雪渓が登山道を塞いでいた。雪渓上は危険なので高巻く。しばしルート探しに興じた。続く七高山は翌日に残し、小屋に戻る。

翌朝、四時に七高山を目指そうとしたが強風で断念する。五時半頃からは雨も降り出す。外輪山コースは風が強く、眺望もないので往路を戻ることにした。最初の長い雪渓は草付きを歩き、最短路を横断した。千蛇谷の末端でカッパを脱ぐ。雲間を過ぎて天気が回復。気を良くして御田ケ原分岐から鳥海湖の南側ルートを辿る。展望がどんどん開け、日本海を見下ろしての歩きは心地良い。稜線が続き、その上にピークがぽこぽこと並ぶ。遠く月山も見えた。この景観は登った者だけが得る特権だ。こちらは草原状でその中に散在するイワカガミ、ヒナコザクラが新鮮だった。鳥海湖に最接近した縁で軽食をとる。土曜日で登山者が多いがここは静か。河原宿で大平登山口のルートを分けて賽ノ河原を目指す。昭文社の破線ルートで、前日に見当を付けておいた。途中に長い雪渓があった。ぎりぎりまで草付きを歩き雪渓に乗る。すっかり雪渓歩きに慣れた。御浜小屋への登り返しが省け、後は鉾立登山口まで一時間。日射しが堪えた。道の駅象潟の風呂は日本海を望む展望風呂でお手頃価格だった。待望の岩牡蠣とお好み昼食で打ち上げ。一路橋本へ七時間の走行は順調だった。(安瀬はる江)


お花畑越の鳥海湖

千蛇谷の雪渓を行く

チョウカイフスマ

お花畑で

新山を下る

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37.高尾/小下沢ウォーターウォーキング&納涼会

期 日 :8月17日(土)日帰り  晴

参加者 : L小磯登志子、SL松本悦榮、SL赤沼隆司、宮島陽子、助廣弘子、竹田早苗、佐藤邦弘(納涼会のみ)、近藤由美子、山口音子、横川芳江、萩原克己(納涼会のみ)、中村和江、安田幸司、白石克人、葛西克世(支部外) 計15名

コース: 高尾駅8:32発=山下着8:45―入渓地点8:559:23―キャンプ場跡地にて終了11:30

猛暑の続く中、涼しい沢歩きを楽しむことができた。初経験の方も数名いたが林道が脇を通っているので何かあれば即エスケープできる沢なので大丈夫と判断。小下沢梅園先から入渓。

台風の影響で水量が10cmほど増えていた。トップが巻かないで積極的に水線を選んで進んだ。深いところでは腰を超えるほどだったが、皆さん濡れるのも厭わずじゃぶじゃぶ水に入っていったのにはビックリ。流される心配はないので水遊びを楽しんでいる様子だった。途中林道にエスケープした2人も再度沢に戻り、全員終了点に到着。納涼会のみに参加の佐藤さん、萩原さんもすでに到着されていた。着替えもそこそこに木陰にシートを敷いてそうめん&ジンギスカンの納涼会を楽しんだ。

反省点

 装備について足回り・ヘルメットは問題なかったが、スパッツやタイツなしの短パンで参加の方がいた。

 装備についての周知が足りなかったことを反省。(小磯登志子)


入渓点

木漏れ日が美しい

思い思いのルートから

腰まで入って

癒し系の沢

終了点。全員揃って

納涼会

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